YOKOHAMA BAY QUARTER

BQ INTERVIEW わたしの居場所

気軽に立ち寄れる、
あったかくて愛着のわく空間。”

マザーハウス

  • 山下 和希 さん(店舗統括責任者)
    KAZUKI YAMASHITA

はじめて横浜ベイクォーター(以下BQ)に来たときに感じた開放感は、今でも覚えている

1年ほど前、横浜元町店の配属になったとき、はじめてBQに立ち寄りました。すごく開放的で、用事が終わってから散歩をしたのを覚えています。その感覚は今も変わらず、休憩時間に屋上やシーバスの乗り場がある川沿いをぶらぶら。夕暮れどきは空もビルの灯りもきれいで、コーヒーを飲みながらボーッとしています。曲線が多いBQの建物は、有機的であたたかみがあり、歩いても楽しいし、見ていても飽きません。
BQのお客さまにも、同じようなあたたかさを感じます。不思議とパーソナルな話で盛り上がることが多く、いつの間にか転職のお悩み相談になっていることも。以前、トートバッグを探して来店されたお客さまと話をしていたら「自転車通勤で、かごにバッグを入れると角がよれてしまう」とのこと。そこでバックパックをおすすめしたら、気に入って買ってくださいました。しばらくしたらまた来店され「はじめてのバックパックだったけど、選んで良かった」と。そんな風に、ふらっと立ち寄ったり、買われた後にも覗きに来たりしてくれるお客さまが多いのもBQらしさだと思います。

BQの3階にあるハワイアンカフェ「アイランド ヴィンテージ コーヒー」がお気に入り。天気が良いとつい足が外に向かう。

軽くて、やわらかくて、使い込むほど愛着がわくのには理由がある

わたしも使っていますが、「Antique Square Backpack」というレザーのバッグが人気商品。レザーのバックパックって重いイメージがありますが、これはとにかく軽くて、やわらかい。じっくりとオイルを浸透させて手仕事で加工したレザーを使っているので、時間とともに色つやが変化していき、愛着もわきます。シンプルなデザインなので、スーツやジャケットにもフィットしますよ。
マザーハウスのレザーバッグは、バングラデシュの自社工場で作っています。バングラデシュの牛は小柄で、厚みがなく、しなやかで、やわらかい。だから軽くてフィット感のあるバックパックに仕上がるんです。そして、マザーハウスでは、「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念のもと、モノづくりを通して途上国の可能性を伝えていきたいと考えています。

愛用中の「Antique Square Backpack」。スマートな見かけによらず、パソコンや書類などがたっぷりと入る。

ふらっと気軽に立ち寄れるようなお店でありたい

実はマザーハウス横浜ベイクォーター店の内装は、スタッフみんなでDIYをしてできたお店です。床も自分たちで張っているので、よく見ると凹凸があって。自分たちの手でつくったお店だからこそ、ぬくもりや居心地の良さを感じられる空間になっていると思います。
あと、ご家族でお買いものを楽しんでいただけるよう、キッズスペースもあるんです。塗り絵をしたり、絵本を読んだり、靴を脱いで遊んでもらえるようにしています。
BQでは、ご家族、お子さま連れ、ペットを連れてなど、横浜に根ざして暮らしたり、働いたりしている方が連れだって買いものをされるシーンをよく目にします。ネットで簡単にものが買える時代ですが、そういう光景を見ると素敵だなって。うちのお店も、いろんな方が気軽に立ち寄ってくれ、世代を超えたコミュニケーションが生まれるよう “場”づくりをしていきたいと思っています。

PROFILE

山下 和希 マザーハウス 店舗統括責任者
マザーハウスの理念に共感して、2018年に大手メーカーから転職。二子玉川ライズ店、横浜元町店での副店長の経験を経て、2019年7月から横浜ベイクォーター店の店長に。最近は、社内制度を使ってインドネシアのダイヤモンド工房を訪れ、採集や研磨の現場を体感。モノづくりを通して、途上国の可能性を伝えるマザーハウスの事業紹介などの講演も行う。

おすすめ商品 ▶︎ 軽くてスマートなレザーバックパック「Antique Square Backpack」

SHOP INFORMATION

3Fマザーハウス
営業時間 11:00~20:00
TEL 045-441-1360
詳しくはこちら

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